月別アーカイブ: 2016年5月

無私の日本人。

「無私の日本人」(磯田道史著)

ある日、嫁さんが映画を観たいと言い出した。
題名は、‘殿、利息でござる’

歴史小説好きな私は、まず原作を読むことにした。
それが、冒頭の「無私の日本人」である。
東北の貧しい宿場町吉岡宿の九人の篤志家の話である。

原作を読んだ後、彼女と共に映画を観に行った。
昨日のことである。

脚色がされていて違和感を覚えるところもあったが、やはり涙した。
政治家、そして都知事にはこの映画はどのように映るのだろうか。
陳腐なモノとして受け止めるのだろうか。

instagram。

インスタグラムを始めた。
撮りためたものからアップしている。

アップしている間に、フォロワ―が3名ついた。
どれどれ、どの写真だ?

以外に工作モノが人気である。
実写面のような‘きもい’モノは不評のようである。

人の目と言うものは、本当に貴重である。

夕暮れ。

渋谷での仕事を終え、京島へ。
工場で相談にのってもらうためだ。
電車で向かう。

半蔵門線で押上まで行き、ここで考える。
京成に乗り換えて目的地への最も近い駅で降りるか。
一つ行って八分歩くか、ここから十五分歩くか。

スカイツリーのすそのから少し歩けば、住宅密集地。
町工場の機械の音が耳に響く。

お年を召した方々が、縁台で話に花を咲かせている。
コッペパンだけをならべるパン屋。
昔ながらの魚屋。

何もかもが私には心地よい。
これを期待して徒歩を選んだのであろう。

帰り道。
涼しい風。
電線から顔を出すスカイツリー。

夕暮れを感じて、地下に足を踏み入れた。

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遊びながら。

先月購入したカッティングプロッター。
使い方にも慣れてきた。

と言っても、持てる機能の十分の一も使いきれていないだろう。
使用説明書もある一部にしか目を通していないし。
購入時の使用途は満たしつつあるので、特に気にしていない。

いやいや、それは嘘である。
‘カッティング’と名が付いている以上、切るという機能が気にならない訳がない。
そこで試してみた。

土曜日。
わたしは休むことはほぼない。
と言っても、純粋に仕事をしているかと言われればそうとは言えない。

その週にこぼれてしまった仕事を補うために時間を使う。
それ以外は、‘興味’の時間と言った方が良いかもしれない。
この機械で何が作れる?このソフトで何が出来る?

遊びながら実践をしてみる。
私の場合、‘遊びながら’が大事なのである。

自分中心にモノを作ってみる。
だからこそ、没頭できる。
そして、放ってある説明書の新たな部分を開くことになる。

先週末はポロシャツ作りをしてみた。
当然、カッティングプロッターを使ってである。
CADで図面(絵柄)を引く。

読み込み。
用意していたアイロンシートをカッティング。
同様に用意していたポロシャツに熱圧着。

とりあえずは品物にはなった。

が、刃の出し量には苦労した。
カットすると言うより、こするイメージで加工しないと深く切り過ぎてしまう。

不必要な部分の剥がしにも手間がかかった。
デザインカッターとピンセットを駆使して、ようやく剥がす。
独立した細かなデザインの大変さを知ることになる。

アイロンをかけた後のシート剥がしは、ヒヤヒヤドキドキものだった。
1ミリ幅の円形状がうまく剥がせないのだ。

最後に原価を計算してみる。
んんん・・。
とりあえず今のところ・・・商売にはならない。

大人のデパート。

昨日、秋葉原で打ち合わせをした。
当初の目的は終了し、余談へと。

‘今、こんなモノを作りたいと考えているんだけど。
ゼラチンのような、固形とも液状とも言えない柔らかいものを包みたい。’

包み込む膜のようなものを、成形で作れないかと言うことだった。
真空成形で使用する材料は、基本硬質。
正直、経験は浅い。
加えて、全体のイメージが明確に浮かばない。

‘なら、帰りがけにエムズに寄ってみない?
あそこなら、柔らかいものがいっぱいあるよ。’

エムズ?
聞くと、アダルトショップらしい。
大人のデパートとも言うらしい。

連れられて行くと、駅の真ん前にある大きな建物である。
デパートと称する意味が分かった。

‘・・・こんな所に、あるんだぁ。’
路地裏にあると思った自分の時代錯誤が甚だしい。

入るとなれば、恥ずかしさなどはどこかに吹っ飛んだ。
好奇心だけが、身体を引っ張る。
柔らかいものだけでは終わらない。

とりあえず、ここでも当初の目的は終了。
‘初めて’とは楽しいものである。

実は数多くの商品群とは別に驚かされたもの、いや、事がある。
客筋である。

女性が多いのである。
と言っても、単独で来ている風ではない。
カップルで来ているのである。

商品を手に取り、カップルで何やら会話を交わしている様子に私は驚いた。
これも時代錯誤なのかもしれない。

よくよく考えれば、中年男二人で来ている私たちの方がよっぽど場違いだったに違いない。

海ほたる。

週末の過ごし方の報告の場になりつつあるこのブログ。
本日も外さず。

昨日の日曜日、嫁さんと海ほたるへ。
今までも数回チャレンジはしていた。

チャレンジ。
そう、目的は達していなかった。
それはひとえに、出発時間の遅さが原因であった。
渋滞に我慢がならず、途中で行き先変更。
アクアラインの入り口にも及んでいなかったのだ。

前日の土曜日。
朝七時時点の渋滞情報を確認。
すでに2キロ。

それを前提として、遅くとも朝七時前には出発。
数キロ(で済むだろう)の渋滞は覚悟の上。

予定通り、出発。
断続渋滞の表示は目にするが、結果として全くスムーズに到着。

念願の(?)あさり丼とあさり汁のセットで朝食を済ませる。
スタバでゆっくりと食後のコーヒー。
川崎にUターン。

川崎で昼食。
大田区から海底トンネル→東京ゲートブリッジを経由して帰宅。
海には触れない、海尽くしの一日であった。

umihotau

鳥のいるカフェ。

昨日、GWの最終日。
鳥のいるカフェに嫁さんと出かけた。
このお店の前をよく通ることがあり、気にはなっていた。

‘今日はどこに行く?’
‘自然の多いところ。’
‘なら、近場の公園を歩こう。’
‘それだけではつまらない。’
‘なら、あそこに行ってみよう、ふくろうのいるあのお店。公園も近いし。’

少し待ち、入店。
一番奥の席に通される。
そこで驚かされる。
席の真横に飾ってあった、小さなふくろうの置物が動いたのだ。

‘生きている!’
かごにも入っていない。

飲食の料金とは別に500円を払えば、別室でふくろうやミミズクたちと接することもできる。
終始、笑みの絶えない彼女だった。
ふくろう

(画像に写るふくろうたちは、みんな実物。)
鳥のいるカフェ木場店

強い意志。

5月5日。
全国的に天候に恵まれ、夏日を計測する地域も多かった昨日。

器具は購入していたが、延ばしに延ばしていた家庭内耐震作業を行っていた。
重点作業は、箪笥の転倒防止。
延ばしに延ばしていた理由が、想像出来よう。
超重量級の箪笥の移動が、面倒だったのだ。

早朝のこと、嫁さんに聞く。
‘ 今日は何しよう?’
何処に行こうかというつもりで聞いたのだが、きっぱり。
‘ 耐震作業。’

ルーズな私に比べ、几帳面な彼女。
取り付けられないまま放置されている器具に我慢がならなかったのだろう。

10:30。
最終イメージを確認し、加え足す部品をホームセンターに買いに行く。
戻りお昼。
食事をすることをためらう。
食べてしまうと、気持ちが萎えそうだったからである。

そこでも彼女にきっぱり。
‘ 食べないと力が出ないわよ!’
・・・確かに。

箪笥の中の衣類を出す。
箪笥を動かし、まず掃き掃除。

最初に、転倒防止安定板を下に噛ませる。
次に、壁面と箪笥を金具で固定。
最後に、天井と箪笥を転倒防止伸縮棒で固定。
これを箪笥個数分二回行う。

16:00 終了。
箪笥は押しても揺れない状態になった。
部屋は小ざっぱり。

風呂に入り、ビールを飲む。
この達成感。
吹きこむ、夏の夕暮れのような風が心地よい。

嫁さんに感謝。
やはり何事も強い意志が必要なのである。

時が経てば。

GWが始った先週末。
嫁さんと二人で、近くの水族館に散歩がてら出かけた。

子供が小さい時にはよく行ったその水族館。
何年ぶりのことだろう。

昔は一気に一回りしてしまったが、昨日は途中休み休みゆっくりと。
座りながら大きな水槽を見ていて思ったこと。
‘ 子供の少ない日に来てみたいなぁ。’

かれこれ三時間ほどかけて楽しみ、外に出る。
前には親子三人の姿。
子供を中央に手をつないでいる。

子供がはしゃぐ姿が楽しみだったあの頃。
静かに楽しみたいと思うようになった今。

時が経てば、人の心も変わる。
つくづく感じた、水族館での一日であった。