実写面」カテゴリーアーカイブ

勉強。

‘実写面の仕事が始った’と先日書いた。
すでに製品は納め終わっており、昨日そのお面を使用したイベントが行われた。

今回のお客様は、集英社様。
集英社新書から発刊される、田村淳著「日本人失格」という新刊の発売記念イベントにお使いになるというお話であった。
そして、昨日そのイベントが行われたのだ。

私もお邪魔した。
見学という軽い気持ちで伺ったのだが、そうは問屋が卸さなかった。

実写面は対象者のお顔をスキャンして形状を作る。
つまり、その方の顔が被れば、ほぼピッタリ密着してしまう。

逆に他の方が被れば、その方の顔の形状にもよるが当たってしまう部分が出てきてしまうのだ。
今までそこに気付かなかった。

集英社ご担当者様は事前に気付かれ、裏面に空間を設ける為の「綿花」を持って来られていた。
裏面おでこの部分に綿花を丸めて貼っていらっしゃるのだ。
わたしもすぐにお手伝いをさせて頂いた。

本当に良い勉強をさせて頂いた。
日々是勉強なのだと痛感させられた。

New実写面。

今日も出勤。
早くアップしたかった。

とある女性の協力を頂き、実写面のサンプルを作成していた。
かれこれ実写面を作り出してから三年ほどになるが、初めての女性。

この機会に出力(印刷)の仕方も色々試した。
その話は後日。

今日はここまで。
ご協力頂き、ありがとうございました。

female

女性実写面作成中。

現在、実写面のサンプル作りを行っている。

実写面については、作り始めてすでに数年経つ。
しかし、女性の顔を作る機会に恵まれなかった。

少し前のこと。
造形会社のある女性社員の方と話がまとまった。
‘Give and Takeで営業サンプルを作ろう!’

今回のサンプル作りは、仕様も新しくしようと考えている。
さて、どれほどのものを仕上げられるのか。

とりあえず、Coming Soon と言っておこう。

実写面サンプル。

以前から作りたいと考えていた女性の実写面。
母親の顔で作ったことはあったが、それ以外なし。

配布可ということが前提だから、そう対象者は現れない。
当社での顔のスキャンが前提だから、地理的な制限も加わる。
加えて誰でも良いと言うわけでもない。

ああ、作りたい。

関ジャニ∞ のお面。

関ジャニ∞ のひょっとこ面。
テレビで映し出されてからというもの問い合わせが多い。

ほとんどが女子高生らしきファン。
残念ながら予算が全く合わず、製作には至っていない。

問い合わせを頂いてから初めて知った。
‘やられたなぁ。’というのが正直な感想。

ひょっとこを初め、数々のベーシックなお面を生産してきた。
実写面の生産もしている。
しかし、これをミックスすることには気づかなかった。

しかし良い勉強になった。
今後の題材とさせてもらうつもり。

いやぁ、やられたぁ。

実写面の目の穴。

実写面の目の穴開けに関しては、希望される方、そうでない方が今のところ半々か。

目の穴を開けるとイメージが変わってしまうという難点がある。
が、お面として配布されるならば視野の確保の意味で穴は必要であろう。

黒目の中に穴を開ける場合、注意が必要になる。
それは黒目と穴の位置が極端にずれると、黒の縁が偏ってしまい見栄えが悪くなる。

夜店のお面の場合、先に目・耳の穴を開けてから着色(塗装)をする。
すでに形が固定した状態で、作業を行うからずれづらく、その後のバラつきも大きくは出ない。

一方、実写面の場合は、加熱成形の段階で形と絵柄を合わせる。
一見、同じ位置に収まっているように見えるのだが、かなりの割合でバラつきが出ている。
多面で成形した場合は、尚更である。

着色前に穴を開ける通常の場合、3枚程度の重ね抜きを行う。
費用を抑えるためである。

同じことを実写面で行うと、前述のように黒縁の出方が大きく異なってしまうのだ。
重ね抜いた1~3枚の成形品の目の位置が微妙に違うからである。
結果、一枚一枚の目検討での抜き作業になる場合が多い。
つまり、ここの工程に時間と費用を割くことになる場合が多いということなのだ。

なぜ、こんな話を。
今、まさにそれをしているからである。

ハイライトとシャドー。

現在、実写面を作成中。
しかし、今までの作り方、そして原稿とはちょっと違う。

いつもは対象者の顔かたちのデーターを3Dスキャンで取ってしまう。
そして、顔の画像は‘実写面’に合わせて撮影をして頂く。

後者の画像に関しては、私もやり始めて勉強したことがある。
成形用のインクジェットインク。
加熱成形後に「ハイライト」「シャドー」が強調されやすい傾向にあるのだ。
なので、御支給して頂く顔の画像データーに関しては、この二つを出来る限り消したものを頂くようにしている。

今回の仕事はお客様の都合により、すでにある画像データーから選んだ。
それもデーター量の足りるものという条件だけで一つを。
その画像の中の対象者は少し斜めを向き、片側からライトが当てられている。
つまり、ハイライトとシャドーが強調されている画像になってしまっている。

そしてどうなったかというと、画像処理ソフトでこの二つを取り除く大仕事になってしまった。
ある部分は除き、ない部分は被せていく訳だから、実写というより‘絵’に近づいた。

顔の形はその画像を元にして、想像して造った。

二つを合わせた。
それはそれでうまく出来ている。
実写と言う感じではないが。
‘気持ち悪い’と言わしめるものではないが。

今回は私自身本当に勉強になった。
ただ、今後こういうやり方で仕事をお引き受けするかは分からない。

実写面開始。

昨夜、原型データーのOKが出た。

今回の実写は、画像からの作成である。
対象者にスキャンが出来なかったのだ。

画像から原型を作成するのには、デメリットがある。
一つは、費用が高くなるということ。
通常、私が当社のスキャナーでデーターを取らせて頂くためサービス価格となっている。
これが、原型師にお願いするとなるとやはり費用はかさむ。

一つは、精度が落ちるということ。
納品して一番嬉しいお言葉は、‘気持ち悪い。’。
これが難しくなる。
やはり一枚の写真からでは、想像のできることは限られてしまう。

しかし、それはそれ。
その条件の中で、どれだけのことを出来るのか。

今日はそのデーターを使って、切削加工。
週明けから、画像データー修正を行っていくつもり。

おめんを短期間で作る方法。

の一つだと思う。

実写面は、急げば100枚を2週間程度で作れる。
対象者の顔をスキャンして、そのデーターほぼそのままを使用して切削する。
一般成形品を違って、細かなサイズの縛りもない。
ケミカルウッドによる簡易型だが、3日間程で仕上がる。

その型を使って画像データーの修正。
人の顔の形は他の動物などに比して凹凸の起伏が小さい。
データーの修正はしやすい。
先日販売を開始した‘ねこ面’は修正に倍の時間を要した。

同時に抜型の作成。
ここまで出来てしまえば、ほぼ時間が読める。

実写面の場合、画像にて進行具合を確認して頂く。
方向性が間違いていなければ、大きな修正が入ることはまずない。

人の顔に絶対というものがないということもあろう。
また、‘余興’という使い道が多くを占めていることもその理由かもしれない。

型類の製作方法、そして進め方。
時間を短縮できる要素が揃っている。

ならば、同じことがキャラクターにも言えよう。
既製の造形物とその画像があれば、同じ手段が使える。
つまり100枚程度ならば、2週間程度で作れるということだ。

この作り方で注意しなければならないのは、その仕上がりが対象の造形物と画像に
かかってしまうということ。
ボコボコならボコボコに。
メリハリのないものならメリハリのないものに。
多少の修正は入れられる。

映像で言えばアニメと実写版。
前者は従来のお面の作り方、後者は前述した実写面的作り方。
好みは分かれるが・・・。

モノにもよるが短納期でキャラクターのお面を作成する方法として、検討の余地はあると思う。