高速道路。

昨日は身内に不幸があり、横須賀に。
先週‘初横須賀’を達成したばかりであるから、二週続けてになるとは縁を感じた。

葬儀会場を出たのは、19時半近くか。
日曜の東京への戻り、渋滞の覚悟は出来ていた。
それが・・・。

全く渋滞に巻き込まれることもなく、20時過ぎには東京の東の外れにある自宅に戻っていた。
これほどすんなり戻れるとは思いもしなかった。

常にこの状態であれば、高速道路のありがたさを感じることができるだろう。
工事・事故を除けば、なぜ渋滞は起こるのだろうか。
つくづくそう感じた、宵の口の高速道路であった。

印刷媒体。

昨日乗った山手線。

壁面、ドア上・窓上の広告が全て映像になっていた。
ドア上の広告は、映像に取って代わられて久しい。
が、窓上まで全て映像となっている車両には初めて乗った。

他の車両もそうなのだろうか?
行き交う車両を覗いてみるとそうでもない。
窓上には印刷媒体が掲載されているものがまだまだ多い。

たまたま新種の車両に巡り合ったのだろう。
しかしすでに出たとなれば、この後に続く車両は全てそうなるのかもしれない。

印刷媒体はますます減って行くのだろうなぁ。

軍港めぐり。

この週末を利用して逗子・鎌倉に出かけた。

息子とその友達、そして私達夫婦の四人で泊まりで出かけた。
夕食は一緒にすることにし、それ以外は別行動。

鎌倉は実家の墓もあり、よく訪れる街。
どこに行こうかと考えた末、初日はあえて鎌倉を離れることにした。

三崎まで脚を伸ばし旨い魚でも食べてこようかとも考えた。
が、先日参加した‘はとバスツアー’の名残りか、何か体験型の観光が出来ないかと調べた。

そしてヒットしたのが、「軍港めぐり」である。
横須賀港を観覧船でめぐる1時間弱のツアーである。

折しも台風18号がこの週末、本州を通過するとの予測。
ぎりぎり土曜日、それも午前中ならば何と乗船出来るだろうと前日に予約を入れる。
実はこのツアー、人気のツアーで土日ともなると席が取れないようなのだ。

当日、鎌倉からJRで横須賀に向かう。
鎌倉から先に電車で行くこと自体が初めてである。
この時点ですでに心は遠足状態。

列車の切り離し時間も含めて20分ほどで横須賀駅に到着。
駅のフォームと同時に停泊中の軍艦が目に入る。
おたくでも何でもないのだが、初めて直に見る、それも間近かに見る軍艦に興奮気味。
思わず席を立ってしまい、嫁さんから‘座りなさいよ’とお小言を。

改札を抜け、港に沿って観覧船乗り口まで徒歩10分程度か。
港に停泊する幾隻もの軍艦が目に入る。
小雨は降るが、港内のお陰か波は静か。

静かな海に大きな船。
この対比に圧倒させられる。

10時定刻。
観覧船出航。

男性客室乗務員のガイドが楽しく、為になる。
軍艦各々に課せられた役割と船種の見分け方。
駆逐艦、輸送艦、掃海艇、観測艦、米海軍のイージス艦に潜水艦。

ここ最近よく耳にするイージス艦。
高度な防空システムを搭載する艦船である。
世界で航行する100隻ほどのうち、この日は実に複数隻が横須賀港内に停泊しているとの話。
国際状況を反映してのことかと特に聞き入る。

と、ここまで書くとミリタリー色の濃いツアーかとお思いになるだろう。
実際は、他の観光ツアーと変わりはない。
目に見える現実を知識と笑いでガイドをしてくれる楽しいツアーであった。
乗り込む前は気が進まぬと言う顔をしていた嫁さんも‘思いの外、楽しかった’の一言。

一つ残念なことは、乗客の年齢層が高いこと。
若者の目にはこのツアーはどうのように映るだろうかと考えた。
息子たちがこのツアーに参加していたならば、彼らの目にはこの光景はどう映っただろうか?
難しい話でも思想の話でもなく。

下船後は港に臨むスターバックスで一息ついて港を後にした。
(因みにスタバの窓から見える船は軍艦である)
横須賀港・スターバックスにて

はとバスツアー。

土日は好天に恵まれると聞き、予約を入れた。
そして、昨日の10時過ぎに丸の内に到着。
一度乗ってみたかった「2階立てオープンバスによる東京観光ツアー」だ。

調べるとこの‘はとバスツアー’、短時間の東京観光だけでも幾種類ものコースがある。
初めはランチ付き、ディナー付き、ショ―付きとより付加のあるモノを考えた。
が、最終的に一番シンプルで、シンプルに興味をそそられるこのコースを選んだ。

日比谷公園 = 霞ヶ関 = 国会議事堂= 虎ノ門ヒルズ= 東京タワー =レインボーブリッジ = お台場 =築地 = 歌舞伎座 = 銀座

ほぼ一時間。
見慣れた街並みだが、この高さ、そこオープン感で得られるものは日常とは全く異なる。
そして、ガイドさんの楽しく、勉強になる説明。

夫婦二人、大満足であった。
下車後、東京駅地下で昼食を取り、コースでは素通りした築地の場外市場に再度向かった。
これもガイドさんの説明に魅かれてである。

帰宅したのが15時過ぎか。
少し疲れて、うとうと昼寝。
50過ぎの二人にはこんな観光が合っているのかもしれない。

都心信号

東京駅駅舎

お面を作るベストシーズン。

個人的には、11月~5月と考える。
これには条件がつく。

‘塗装で色を着けるならね’

理由はもうお分かりかもしれない。
湿度である。

湿度が高いと、艶が出ない、白くかぶる。
塩ビ用の塗料は速乾故に、この影響をもろに受ける。

塗装室には室内にエアコン・除湿機、室外から4台のスポットクーラーで除湿した空気を流し込む。
加えて、保温電球を使って成形品を温める。
それでもダメならば、リターダー(=乾燥遅延剤)を塗料に混ぜる。

塗料は乾かない、マスクはベタベタになる。
大幅に効率が下がる。

ベストな時期でない時期だとこうなるのである。
そう、それが今。

予定を大幅に遅れて、それでもまだ終わらない。

お面を作るベストシーズン。
前向きな題目だが、実は愚痴が言いたかっただけなのだ。

ひぐらし。

先日、仕事先の立川から都心に戻る車中でのこと。

東八道路のちょうど三鷹のあたりを通過した、夕暮れ時のことか。
懐かしい蝉の声が聞こえる。

もう一度耳を済ませる。
ひぐらしの声だ。

都心ではほとんど聞くことの出来なくなってしまった蝉の声である。
家に帰り、すぐ様この話を嫁さんにした。

そして昨日の日曜日。
二人でその蝉の声を聞きに出かけた。

この‘三鷹のあたり’はどこなのだろう?
調べてみると、どうやら都立野川公園だということが分かった。

昼前に弁当を持って家を出る。
途中混むこともなく13時過ぎに公園に着いた。

東八道路を陸橋越しに横切り、公園を流れる野川の奥まで近寄ってみる。
数は多くはないが、確かに聞こえるひぐらしの鳴き声。
嫁さんを連れて来ただけに、一安心する。

ひぐらしが活動するにはまだ時間が早いのだろう。
で、腹ごしらえ。
木々に囲まれたベンチで弁当を開く。
これだけで気持ちが良い。

14時30分過ぎにベンチを後にして、公園を迂回して野川に向かう。
再度、東八道路を横切る。
先程とは違った橋の袂に。

川を覗き込むと視線を青いモノが横切った。
目で追う。
青く小さな鳥が川岸に下りる。

彼女が叫ぶ。
‘カワセミよ!’
まさか、多摩とは言え都内でカワセミを目にするとは思わなかった。

その後、川沿いを進み元の場所に到着した。
時間はまだ15時30分ころ。
雲間から日が差したせいか、鳴き声は全く聞こえず。

陽が傾くまで待つと言う選択肢もあったが、こちらもバテた。
結局、秋にまた来ようということにした。
ひぐらしは聞こえずとも、今度は紅葉を楽しめるだろうと。

ひぐらしの声、カワセミの姿。
セミを楽しんだ一日であった。

すーちゃん。

今年に入って、嫁さんがドラムの練習を始めた。
近くの島村楽器で個人レッスンも受け始めた。

経験者ではない。
以前から興味があったそうなのだが、何故この歳になって。
彼女曰く、心身共に健康な今しかないと思ったそうだ。

自宅は集合住宅。
防音室など勿論ない。
練習用のパッドを購入して、ベッドの上に置いて日々練習を行っている。
加えて、近くの時間貸しのスタジオで週に何回かドラムセットを叩いているらしい。

1時間=600円のレンタルスタジオ。
楽器をセットし、楽器を元の状態に戻すことに時間を費やすと正味40分の練習しか出来ないらしい。

夏休み前。
‘自分のスネア(ドラム)が欲しい‘と言っていた彼女。
腕が上がれば自分の楽器が欲しくなるのは極自然な成り行きだろう。
加えて、スタジオでの練習時間が10分増えると言うのも大きな理由だった。

この歳のなっての一念発起。
その願いは叶えてあげたい。
この夏休みに二人で駿河台を訪れた。

当初は、‘迷ったらこれを買え’と言われる定番中の定番器を買うつもりでいた。
予算もその楽器の値段を中心に考えていた。

が、聞けば同じシリーズでも製造された年代によって叩き具合も響きも違うということが分かる。
実際に、現行器・20年前の器・50年前の器の三種類を試奏室で叩かせてもらった。
‘現行器は私には跳ね返りが強すぎて、私と同年代のこれがしっくり来るわ’

予算の二倍の最も古いスネアを持ってスタジオに通う彼女。
思いがあれば、新しいことを始められる。
彼女のその姿勢をこれからも応援したいと思っている。
そして、私もそうしたいと考えている。

彼女の相棒。
彼女曰く、‘すーちゃん’
51歳のスネアドラムである。

この夏休み。

旅行に行くなどの特別なことはなし。
うち二日は雨模様もあり、自宅に引き籠る。

この引き籠り。
部屋からほぼ出ずに、ゴロゴロと。
本当に引き籠ってしまった。

ゴロゴロしていると、まず腰が痛くなる。
そして心なしか、筋肉が弱くなって行くような気に落ちる。
たった二日のことなのだが。

この夏休みに得たこと。

寝たきりになってはいけない。
健康でなければいけない。
たった二日でこの様なのだから。

有意義でもあり、無意義でもある夏休みだった。

お盆に電鋳を。

多くの中小零細企業がお盆休みに入る。
会社は休むが、作業は進めなくてはいけない。

塗装用のマスクは電鋳によって作られる。
成形品を原型として、電気鋳造によって複製を作るのである。
そして着色部分に切れ込みを入れ、電鋳マスクは作られる。

電解浴中で金属を厚く電着させるには時間がかかる。
この工程をお盆休みにやるのである。

お盆休みまで今日明日の二日。
間に合うか・・。

終わりそうで、また始まる。

先月受注した新規お面の仕事が本日納品となる。
一括では納められず分納とさせて頂いたから、もうすぐ‘終わりそう’という状態である。

そして本日、新規お面の原型出しの予定。
また次の仕事が始り出す。
久しぶりのヒーローもの、久しぶりの塗装での着色となる。

感謝感謝。